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2013.03.24 更新しました 「ゼッペルは魔王?の謎」「時間軸の謎3」「あとがき」
03.29 更新しました 「ゼッペルは魔王?の謎」せりふ追加、「マジャスティスとギガジャティスの謎」、「中ボス不在の謎」一部訂正
※注:本文は7リメイク版には対応しておりません。PS版の、それも没ネタに関する話題を扱っております。
はじめに訂正記事、その後に新発見を発表したく筆を執った。
マリベルは余計なキャラだ、と以前の記事では書いたのだが、多くの人が指摘している「聖書におけるイブの役割があった」 という話を無視するのが苦しくなってきたため、以前の記事は訂正する。
Vジャンプのインタビューに、確かに「最初はいなかった」という話はあったのだが、総合的に見て今にして思うと、私が考えていたよりずっと、構想の初期段階から存在していた重要キャラではなかろうかと思えてきた。
・マリベルが十分ヒロインとして意識されているとする根拠の一例:
旧パッケージイラストで、りんごを食っている(聖書のイブを意識)
ウッドパルナのイベントでマチルダに花の種をプレゼントするなど、優しいところも描かれている
アイラを差し置いて、魔物を誘惑するアイテム「夢のキャミソール」が使える
もともとあの説は本文とは関係ないためもあって、いつもより根拠が薄い状態で直感的に遊んで書いてしまったものだった。
あくまで本文ではなく、息抜き的記事の意味合いが強かったため、根拠が薄いと分かっていて放置していたが…。
マリベルの重要性や魅力がはっきり見えてきたので、前言は撤回する。申し訳ない。
主人公との続柄を間違えて書いていた。
いや、分かってはいたのだが、表現のミスによりあのような書き方になっていたようなので訂正する。
・×前世の父
・○遺伝学上の、実の父
以下キーファ=オルゴに関する追加記事。
(※注:この項目を理解していただくために、私も勉強させていただいた
「クラウン・アーカイヴ(CROWN ARCHIVE)」)様のドラクエ7と聖書に関する記事「ドラクエ7 コラム」をご覧ください…。非常にコンパクトで分かりやすくまとまっております、
検索ワードは「グノーシス」「ドラクエ7」などです)
キーファが「禁断の知恵を与える」という意味で聖書の蛇と同じ役割であること、同時にヒーローであることから、7のすべてをグノーシス派関連で
説明できるとしている説がある。
しかしグノーシス派だけでは説明しきれないと思う。たとえば人類は、なにも偽りの楽園=エスタード島にいるのが全員ではなく
大半はむしろ地獄に居る。さらに、エスタード島の住民が特別信心深いようにも見えなかった。
その上、砂漠地方のイベントでは「セト」「ネフティス」といったエジプト神話の神の名前が使われ、さらにセトとネフティスの人間関係は神話と全く異なっていた。
本作は宗教布教ゲームでは断じてないのが分かる。ゲームとして使えるネタが、部分的に使われているだけではなかろうか。
とはいえグノーシス派からのアイデアを多く用いていること自体は否定できない。
(斜体:クラウンアーカイブ様の考察によると)オルゴ・デミーラはグノーシス派の偽神デミウルゴスのアナグラムだが 同時に前半のオルゴで切った事で、ラテン語の「傲慢」(普通の聖書における、ルシファーのキャラクターである)とかけている。 つまり7は普通の聖書も意識されている。 そしてルシファーは、最初の蛇と同一視され、また最終戦争のとき現れる竜とも同じものだと言う。 (詳しくは検索してください)
ドラゴン属性とされるオルゴ・デミーラ第1形態には足がない。以前の記事ではムカデ形態と表現したが、あれはクラウン・アーカイブ様でも指摘されていた通り蛇のイメージなのであり、 そして100%デミウルゴスが元ネタではなく、普通の聖書におけるルシファーの要素が入っている証拠ではなかろうか?
最初の蛇=キーファ
最初の蛇=ルシファー(最終戦争の竜)
オルゴデミーラ=ルシファーの要素も入っている
という話が見えてきた。100%デミウルゴスがモデルと考えると説明のつかない部分は、普通の説におけるルシファーとの関連で納得できる。
以下、オルゴ・デミーラとルシファーの共通性について、クラウン・アーカイブ様の考察(斜体)と私の考えを交ぜ書きとする。
・堕天使(美青年+こうもりの羽というオルゴ人間形態が、ギュスターヴ氏による「ミルトンの失楽園」挿絵のルシファーを表現した絵に、酷似している)
・中性的(天使は中性的だから)(もっともわたしは、あの完全なるオカマキャラはあくまで堕天使であると言う点から思いついた後付けかと思っている)
・ドラゴン属性(ルシファー=最終戦争の竜)
・最初の蛇(オルゴ怪物形態に足がないことと関連)
・サタン(魔物の王)
・ルシファーはもともと天使ナンバーワン(守り手ナンバーワンのキーファとも通じる)
キーファと最終ボスとを結ぶ、より大きな根拠が見つかった感がある。
これまでのネタだけでも、推測するに十分だと考えてはいたのだがこれではっきり見えてきた。
偶然の一致と考えるか、必然と考えるか?わたしは偶然で片付けるには非常に苦しくなってきたと思っている。
無論キーファが「元からおかしかった、アルスたちを欺いていた」という考えではないので、誤解のないように。
キーファははじめ「グノーシス派における、正義の蛇」の役目を果たし、その後堕落して「正典の蛇(サタン)」になったと考えている。
はじめは全く純粋で、神の使いであったと言っても良い状態だったのだろう。しかし、運命の皮肉によって変化してしまったのではないか。
今更ながら、聖書およびグノーシス主義との関連は深いと思われる。この問題はややこしい上核心に迫っているので、参考サイトをご一読いただきたい。
ここでは他にも聖書への意識が見られる点について。
羊飼いという職があり、強力な特技「どとうのひつじ」を覚える
羊飼い+盗賊で就ける魔物ハンターは、すべての魔物をなつかせられる。迷える子羊の救済?
僧侶と船乗りに続けて就くと、「ノアのはこぶね」という技を覚える
「ユバール」という名の由来も、旧約聖書に登場する音楽家の先祖的人物
封印されていた禁断の呪文・マナスティス(唱えた者を破壊の権化にする)を掘り起こしてしまい、オーラに包まれたゼッペルを見てからメルビンに話しかけると
「まだ弱いとはいえ…あの気はまさしく魔王の気そのものだったでござる…。」
「この気は…!?まさか…こやつ本当に魔王になるのではあるまいな…。」
などと発言する。
人間が魔王になりうる、という事が作中でも描かれている!!このイベント、「魔王は元人間であり、ごく短い期間に変身した」ということを示唆しているようだ。
これは、キーファのような人間が魔王になるというこの説を、間接的に裏付ける要素ではなかろうか?
魔王のようになったゼッペルは、すべての呪文を無に帰す呪文マジャスティスによって、最終的に元に戻った。
(このときはイベント中で大神官により呪文が唱えられ、アルスたちは唱えていない)
その後アルスは、大神官の墓を調べることで、マジャスティス、さらにはパワーアップした呪文ギガジャティスを覚えることになる。
しかしこのギガジャティスを活かす場面は無い。いてつくはどうの劣化版などといわれている。
やはり、もともと人間であり完全に魔王と化した人物(オルゴ・デミーラ)に対して使う、といったイベントがあったと考えるのが自然に思える。
キーファ離脱イベントの一つ前、グリンフレークの町でアルス一行は、戦いとはあまり関係ないメロドラマを見せ付けられてしまい、
肝心の不思議な石版は取ってつけたようなモンスター「どうくつまじん」が持っていたという変な展開に巻き込まれる。
しかもメロドラマは前後編になっており、非常にうっとうしかったのだが…。
よく考えるとこのメロドラマの人間関係が、キーファ・ジャン・ライラとかぶってくる。
二人に好かれている女性:リンダ、ライラ
彼女とカップルだが、実は結ばれない運命の男性:ペペ、ジャン
そこに割って入るリッチマン:イワン、キーファ
結ばれない男性のその後:一芸を極めすごく立派になった。明言されては居ないが、弟子に技を伝えたらしい
グリンフレークでは、リンダはぺぺのことを愛しており、リンダと結婚したイワンは愛されていないという自信のなさから没落していくのだが…。 ま、まさか、キーファが魔王への道へ踏み込む最初の一歩目もこういうことだったのでは?
メロドラマをキーファ魔王説に関連付けて考えると、メロドラマの意味が見えてくる。
ちょっと待て、ライラはジャンを愛していなかったではないか、と言う人も多かろうが、考えてみてほしい。
本当にそうだとすると、ジャンとライラが結ばれないと言う設定がドラマ的に生きていないではないか。
ライラは「ジャンと結婚し、自分から精霊のあざが消えたらえらいことだ」という、一族に対する責任感から無理をしているのではないか。さらにキーファへの思いも、空きっ腹に酒を飲んだ上、村を出たいという
願望を城を出てきたキーファに投影している状態がスタートであり、愛しているとはいってもまだまだ一目ぼれの段階である。それでうまくいくこともあるだろうが、まだまだその後どうなるかは謎のままなのだ。
「キーファはMPが0から増えず、凡人であることが強調されている。魔王の器ではない」
とも考えられるようだ。
しかしその謎の答えは作中で出ている。
たとえばマチルダは少女からまったく別の巨大な姿になってしまったし、
キーファのライバル・ジャンは、少し前まで精霊のあざはなかった(つまり特別ではなかった)。
セファーナも生まれつき普通の人間と変わらなかったのに、ある日突然翼が生えた。
突然才能に目覚めることはままあるのだ。
さらにいえばキーファにも初めから魔力があった可能性がある。MP0でも使える特技なので忘れがちだが、彼の十八番「かえん斬り」は本来魔法戦士の技であり、剣に魔力をこめて使う技であることが示唆されている。
魔空間の神殿で初めて対峙した際、オルゴ・デミーラは微妙に不自然な言葉をアルス一行にかける。
「おろかなデク人形よ…
おまえたちの命は どこまで行っても
おまえたちのもの…。
神のために使うべきものではない…。
われのこの言葉の意味…。
死をもって知るがいい!」
まるで神の為に生き、そして後悔した人のような台詞だ。
大体、命はお前たちの物って何だ?!命を粗末にするなと言うようにも聞こえるぞ。
そういえば、オルゴ・デミーラはエンゴウのほむら祭り、ダイアラックの雨乞い、しまいにはディスク2での偽神事件など、神を奉る儀式の邪魔を何度もしており、神の為に何かする人が許せないかのようだった。 まさか自分自身が神に裏切られた、と思っているから?
不思議な石版ではオルゴ・デミーラ誕生後の世界にしか行けない筈であり、さらに前にはどうやって戻ったのか。 さらに言えば、不思議な石版ができた理由のひとつはオルゴ・デミーラであるため、キーファ=オルゴだとすると最初のオルゴ・デミーラはどこから湧いたのか分からなくなってしまうではないか。 今まで述べてきた説には、こういった矛盾点があるにはある。
しかしタイムトラベルものでは、おかしな矛盾点は良くあることなので、深く考えなくても良いのではないか。以下に他作品の例を引く。
バッ○○ゥザフ○ーチャー:主人公が過去を変えたことで、父が元の歴史より強気な人間になってしまった。これだと主人公の生育環境が変わり、博士のような変人と付き合わない人になる可能性も高かったのでは?さらに言えば、父が変わったことで主人公を作るはずの営みもより燃えるものになってしまい、全く別の精虫が受精して主人公生まれず?!しかし作中ではそんなトラブルは起きなかった。
ターミ○ーター:未来から来た男が、救世主を生むことになっている女性を守るために戦い、色々あって二人の間に救世主が生まれる。しかし男を未来から過去に送り込んだのは救世主本人…。いったい最初の救世主はどうやって生まれたんだ!
ド○えもん:恐竜の生き残りとの戦いの果てに、「恐竜たちの聖域はド○えもんが作った」という事が発覚し、仲直りする。しかし劇中でド○えもんが聖域を作った時のことを考えると…恐竜の生き残りが中生代にタイムスリップして哺乳類を滅ぼそうとしていることを知り、止めに中生代へ行き、そこで緊急避難のために「ポップ地下室」を使ってできた空間が後に聖域となるのだった。聖域を作った結果である恐竜の生き残りが、聖域の発生原因に…いったい最初の聖域はどうやって出来たんだ!
ユバールの土地が現代に復活した理由は、キーファが残って救ったからである、それであの話は完結している。 こういった考えもあるにはある。
キーファがユバールの土地を救った、それはそうなのかもしれないが、マチルダの兄パルナの様な犠牲の形だったかもしれないぞ。
そして死後に後悔を…?
オルゴ1回戦目の台詞とも符合する。ついでにオルゴ第3、第4形態の「ゾンビ属性」も関係あったりして…。
時間軸の矛盾について、よくある反論として
「キーファがオルゴであるためには、あの時点からどうやって神封印以前の時代に飛んだのか示してもらわないと困る」
というものがある。
しかし、キーファが「オルゴと化した」と考えると、時空を超えることが出来ても不思議はないのではないか。
オルゴ・デミーラのありようを考えてみてほしい。世界の大半を分割し封印したり、神との直接対決で勝利したりしている。
その存在は神に匹敵するか、それ以上かもしれないと描かれている。
こんなやつなら、神同様ある程度時空を自由に出来てもおかしくない。
似たような存在であろうゼッペルは、マナスティスを唱えることで急速に魔王化し、そのイベント中アルスたちは一度敗れている。
キーファもまた、急速に大きな力を得た可能性が高い。
わざわざ戻った動機としては、何らかの理由(推測するしかないが、グリンフレークの謎、さらに時間軸の謎を参照されたい) で神への恨みを持ったオルゴ・デミーラが、直接対決をするために、神が自らを封印する(ユバールの伝承)前の時代へ向かったと考えられる。
さらにおまけを付け加えると、リートルードに配置されたタイムマスターは、時の砂を使って時間を巻き戻し続け、橋の開通式を妨害していた。
時を操るという壮大な敵が、こんな中盤のボスとして出てくるだけに、魔王ほどの者ならもっと自由に時間を操れてもおかしくはないと思う。
ユバールの休息地地方もまた、魔王により封印されていたのだが、ここへの魔王の攻撃は最も手ぬるい。
空が暗くなり食料が減っているという話はあったが、他の地域に比べ平然としている。
そしてこの地域には唯一中ボスモンスターが出ない。ダイアラックにも出ないといえば出ないのだが、あそこは既に滅ぼし終えた後だし、実質上のここの担当だったあめふらしとはグリンフレークで戦うことが出来る(グリンフレークにはどうくつまじんがいる)。
これは…。「ここの中ボス」にあたる強敵は、アルスたちがタイムスリップした時点より後で出てきた…?
本編では、この大きな謎についてまるで何の説明もされていなかった。しかしキーファ=オルゴに立つといろいろな可能性が思いつく。
・自分を消すことは出来ないから?
・自分が魔王となり去った後で、改めて封印した?
・(2013.03.29追記:中ボスはキーファが空白の期間中に片付けた。しかし、そのときの事件が魔王化へのきっかけなので、アルスたちがいると阻止される(あるいは、魔王の正体がばれる)可能性があるから、時期をずらした?)
・あるいは、自分こそがあそこを壊滅させた?(2013.03.29追記、これは無かった。キーファが残ったことでユバールが復活(現代に出現)しており、ユバールが滅びる原因となった事柄をキーファが解決し、壊滅はさせていないのがはっきりしている)
無論決定的な理由はまだ分からないが、とにかくオルゴ・デミーラにとって、あの場所が特別な場所であることは確かだ。
人の醜さや、善人が魔物となってしまう話が目立つ7。 果てはアルスたちも、モンスターの心を手に入れれば姿だけモンスターになってしまう始末。
一方気のいい魔物も登場する。
エリー、チビィ、スラっち…。
多くのパターンとは逆の魔物→人という変化も見られる。序盤の中ボス・デスアミーゴは、長く封印された後腰の低いオヤジになってしまった。
そしてモンスターパークの存在。老獪に見えるほうらい大王や、どうかして見えるグロンなどをも含めたすべてのモンスターがなつき、のんびりと暮らす権利があるという世界観である。
人と魔物の境目はあいまいなのかもしれない。
ウッドパルナのイベントで、最後に人の心を取り戻したマチルダが、死ぬ瞬間一瞬人の姿に戻った。はじめと最後に同じネタを持ってきた?
以下その他の謎について。
叔父のホンダラは、アルス一行がオルゴデミーラを一度倒した後、そのことを夢に見て、俺が夢で魔物を倒したから世界が平和になったとほざいている。
アルスとテレパシーでつながっているのだろうか?!
アルスと確実にテレパシーでつながっているのはメルビンである。
精霊に関する土地などが再度封印され、自由に動けるのがメルビン一人になったとき、メルビンはアルスに自分の体を操作させてピンチを救う。
アルスはホンダラとメルビン両方とテレパシーでつながっている。
あれだけ作りこんである以上、シャークアイの存在自体まで否定するわけにはいかないが、活躍不足の感はある。
精霊のあざがなくなり、不思議な力を失ったからだという理由付けがなされてはいるものの、へたれオヤジに見えてしまう。オルテガ、パパス、5主人公などとは何たる違い…。いちおう6にはへたれの父が居るのであるが、主人公もへたれである点、夢と現実が交錯するストーリーでありへたれ人間が多数出てくることに意味があった点、等から違和感はない。
予想であるが、水の精霊に仕える一族としての役割だったのではあるまいか。
これほど「アルスははじめから海賊王子の予定だったのではない」を推している理由を以下にあげる。
1.アルスに海にまつわる能力が何もない。あみなわくらい覚えさせておけよー。
2.4精霊のひとつに過ぎない水の精霊の加護を受けている、という点は、アルスの特殊性が弱い上、中途半端に特殊性があるせいで「ただの人」だった場合よりインパクトが弱くなる。
3.平凡なように見えて早く生まれたり、謎のあざがあったり、特別な人間だという伏線は張られていたのだが、「伝説の英雄」だったというなら派手でよいのだが終わってみればハディートあたりと同レベルで終わってしまった…。どうせならアルスには他の仲間たち以上の特殊性があってほしかった、ひときわ平凡そうに見えるアルスなだけに…。
4.いかにも優しげな人が「水」の精霊の使いではなんだか意外性が薄い
さらに、
5.海賊は上級職の中でははなくそである、なぜなら超上級職(ゴッドハンド、天地雷鳴師)に結びつかない。特技も超上級職と比べ弱すぎる。レミラーマ要員である。主人公の器とは思えない。
6.魔物ハンター(盗賊+羊飼い)も上を目指せない上級職なのだが、すべての魔物の心を浄化する力がある、と考えると優遇されている。そう考えるとやはり海賊がもっとも弱い。
謎の神殿攻略完了前、アルスはホンダラが持っていたホットストーンを勝手に持ち出して使い、それがばれて ホンダラに殴られ、2ダメージを受けている。
人様の息子を強く殴ったら出入り禁止ものであるが、そんなこともなく話は続いている。 ホンダラとアルスが実の親子であれば、親子間の事なので周りも手出しがしづらい、というように説明がつくと思われる。
ホンダラがもし本当にアルスの父だと仮定すると、不在のアルスの母が気になる。ドラクエ7全体の傾向からすると、やはり悲劇的な形で失い、そしてホンダラが飲んだくれになった?
冒険の途中までを解説した薄い攻略本が、Vジャンプ名義で出ている。
その本につけられた「鳥山先生かきおろしの絵」が、人気キャラのマリベルやアイラを差し置いてアルスとメルビン。
しかも手抜きの絵とも思えなかった。
やはり二人には密接なつながりがあるのではないか。
以前マリベルの話で失敗した理由のひとつは、彼女がパーティーメンバー中唯一「特殊な肩書き」を持っていないという事であった。
しかしあっと気づいた。エスタード島の住民は、全員が特別なのではないか?!
武器がたくさんあった
ボルカノは強い(終盤のイベントで発覚)
予言能力のある爺さん、動物と話せるきこりなどといったすごい人の存在
よく考えてみたら神様の最後の希望とはっきり説明されていた。(オルゴがなぜかあそこを破壊できないことに気づいたから?)(キーファは…善玉になると期待していたから放置した?)
ドラクエ7発売は、延期に延期が重なり、ついには「出ますように」と周囲の人が祈り始めるというCMまで作られてしまった。
散々延期し、時間をかけて作った割りに意味の分からないシナリオであったドラクエ7だが、もしや延期の理由は
あちこちを変更するのに時間が掛かっていたから…?
このサイトで本当にしたかったこと:
実際に、このサイトで挙げたような謎が、ドラクエ7には多数ある。
これらの謎をどう考えたらよいものか、どの視点で考えたら説明できるのか色々考えた末、
「キーファを魔王にする予定だったが、製作終盤で取り下げ、話の断片が残った」
という説で、最も矛盾なく説明できるのでは無いかと考え、示したものである。
もちろん他にも色々な視点がある。たとえば、
・ここに挙げられた謎は存在しない(不自然な点などない、完結している)という説。
・何らかの変更はあったのだろうが、キーファ魔王説ではないとする説。
・グノーシスの教義一本で解釈可能とする説。
・シナリオライティングが甘いため、ただのオムニバス集となったという説。
どの説がもっとも納得がいくか、矛盾しないか(ドラクエ7の、このサイトで挙げた謎を矛盾なく説明できるか)はそれぞれの人が考えてみてほしい。現時点ではわたしは、このサイトで挙げてきた説で 最もはっきり説明できると考えている。